藤原丈一郎くんとスカイツリーと
藤原丈一郎くん、26歳のお誕生日おめでとうございます！！！
丈くん26歳か。わたしは好きになったときの印象が強い人だから丈くんのイメージが未だに19歳くらいだし、だから丈くんが今何歳かたまにわからなくなるんだけどもう26歳だもんね。顔つきも大人になったよなあ。
2月8日といえばやっぱり初演のリューン。初めてのお誕生日公演*1があったからっていうのもあるけど、今まで見せてこなかったであろう丈くんの弱さとか苦しさとか、人間味のある部分が見れた時期でもあった。
お誕生日のお祝いをしたカーテンコールについては帰りの高速バスの中で忘れないうちに残しました。絶対忘れたくない時間だから残しててよかったー。
リューンに関して一番丈くんの内側の部分を聞いたと思えたのは、DJ＋で言っていたスカイツリーと自分の対比の話。
藤原「リューンのとき東京のホテルに1ヶ月くらい滞在してんけど、部屋の窓からスカイツリーが見えてんね。稽古中はとくに、毎日悩むことばかりでめちゃくちゃ落ち込んでたから、キラキラ輝くスカイツリーと真っ暗な自分の落差がすごかった。眺めながら「ハーッ」ってため息ばっかりついてたっけ。その後、公演は無事に終わったけど、自分の中では「もっとできたんちゃうか」って気持ちが強くて、今もスカイツリーを見ると複雑な気持ちになってしまう。いつかスカッとした気分で眺められる日が来たらいいなって思ってるよ。」
リューンの幕が降りて半年以上経ってからDJ＋で稽古中の丈くんが思い詰めていたのを知ったし、丈くんが自分の負の感情について触れることなんてなかなかなかったからこんなに具体的に自分の内側を曝け出してくれたことに驚いた。現に当時は稽古の段階で物凄く痩せていて、初日を迎える前に出演したPON!であけおめぶりに丈くんを見たときはやつれたような痩せ方*2にかなり心配したよ。
でもリューンから半年経ってもまだ心残りというか、丈くんの中で昇華したい出来事なんだろうなと思えて、リューンのことはリューンで昇華できたらいいなと勝手に思ってたから再演が実現することをより強く願ったな。
2018年12月22日*3。リューン再演が決まってた。確かに再演！ってカンパニーもファンも言い続けた舞台だけど、初演が上演された年に再演まで決まるとは思ってなくて、言霊って本当にあるんだなあと。
初演は関西ジャニーズJr.として臨んで、再演はなにわ男子の看板を背負ってリューンの板に立った丈くんと大橋くん。
藤原「再演で“なにわ男子”の表記を見て思うのは、初演がきっかけでいろいろお仕事が増えたりしたことで今があるんだってこと。この作品に出会えたこと、僕ら2人にやらせてみようと思ってくれた人たちには、改めて感謝です。」（STAGEnavi vol.32）
丈くんが言っていたように、初演で結果を残したから早々に繋がった再演だと思う。カンパニーのみなさんからも「頼もしくなった」「強くなった」って言ってもらえて、初演から1年くらいしか経ってないのに公式グループに所属して環境もガラッと変わって、大きくなって再演の舞台に帰ってこれた結果は大千穐楽の丈くんのやり切った表情が物語っていたと思うよ。泣きながらカーテンコール見てたからあんまり覚えてないけど、満たされたような表情をしてたはず。
スカイツリーのことは晴らせたのかなってずっと気になってたけど、リューンの幕が降りてから振り返るようなインタビューがなくて（見逃してるだけかもしれないから有識者の方いたら教えてください）、結局丈くんが再演でなにを思っていたのか詳しいことはわからないまま今に至る気がする。
それから2022年2月8日まで、デビューを筆頭になにもかも環境が変わった。初めての東京長期滞在！って意気込んでいた初演のころとは打って変わって東京でのホテル暮らしはずっと続いてる。デビュー前からこんなに東京仕事が続くなんて思ってなかったから、本当に事務所はなにわ男子に懸けてくれてるんだなと思えた。
そんな中、YouTubeを見てたらはとバスツアーでスカイツリーに向かっていてすごくドキドキした。
「いつかスカッとした気持ちでスカイツリーを眺められたら」って言っていた丈くんがスカイツリーを登ってて、その様子をYouTubeで配信されて、楽しく見ることができるはとバスツアーなのに緊張感に襲われながら見てしまった。企画なんだからそりゃそうなんだろうけど、でもスカイツリーを楽しんでる丈くんが見れて嬉しかったなあ。なんの雑誌かは忘れたけど「東京タワーやスカイツリーを見ると東京にいるんや！って思って写真を撮ってしまう」とも言ってて、少なくとも当時のマイナスな気持ちは晴れたのかなって。真相はわからないけど。
リューン初演から4年。その間嬉しいことも苦しいこともたくさんあったけど、日に日に頼もしい発言をしてくれる丈くんは4年前の何倍も大きくなった。だからスカイツリーの展望台で笑ってる丈くんの姿はメンタル面で成長した証のように思えた。そんな丈くんを見ることができて、理想と現実が乖離してようが今があってよかったと思うことができて本当に救われた。丈くん、ここまで連れてきてくれてありがとう。26歳も目標に向かって走っていけるような強さ溢れる年になりますように。
スカイツリーに登った丈くんを見て、書くならこの時期だと思って書きました。
