藤原丈一郎くん×末澤誠也くんについて

 

『リューン 〜風の魔法と滅びの剣〜』の再演が決まり、当時のツイートを遡っていたらこんなツイートを見つけました。

 

 

末澤くんが東京公演に引き続いて大阪公演のリューンも見学していた。「負けました」とか言ってるけど、本当に嬉しかった。

わたしは藤原丈一郎くんと末澤誠也くんによる"じょうすえ"を推しているからです。

 

初めてじょうすえを生で見たのはなうぇすと。

Jr.コーナー以降、丈くんと末澤くんが重岡くんのバックについて赤いシャツを着ていただけですごく騒いでいたわたし。重岡くんと丈くんと末澤くんのトリオ、歯並び良すぎない!?とか意味わからないこと言ってた気がする。とにかくずーっと好き。一番推してるコンビです。

 

じょうすえってなかなか見る機会がなかった。だから雑誌で少しでもお互いについて触れただけで沸いていた。それくらい燃費がよかった。

でもそこからすごく増えたんです。お互いについて触れる回数も、藤原丈一郎×末澤誠也としてメディアに出演する回数も。

 

 

わたしが考えるじょうすえポイントは5つあります。

 

1.仕事仲間としての意識

丈くんと末澤くんは、年齢も違ければ芸歴も違う。年齢は2歳差、芸歴は5年差。

でも、お互いを仕事の相談相手として名前を挙げている。丈くんはあまり相談事をせずにまず自分で考えるタイプなので、末澤くんに仕事の相談ができるのはすごく大きいことだと思う。

藤原「俺ね、時と場合による。最近全部自分を出したかなってのが、リチャと末澤と3時間電話したとき。人に言ったことないような考え方とか、深い話をして。3人とも同じ方向を向いてるからこそ、言える話やったと思う。」

慎重な丈くんが深い話をできる人って、聞き上手な人のイメージ。まず相槌を打って話を聞いてくれる末澤くんはそういう存在なのかなと思った。

 

末澤くんは相談相手として必ず丈くんを挙げているから、先輩だけど年齢が近い丈くんに対して絶対的な安心と信頼があるんだろうな。基本、人に相談ごとをしないふたりがお互いを相談できる相手としていることってすごい。

末澤「丈くんはよくボケるよね〜。リーダー的な存在やけど、まとめるっていうより仕事の相談に乗ってくれる。」

末澤「俺、悩みはほとんど人に言わんねん。だけど、たまりにたまって限界のときに、話を聞いてほしいって思える人が心を開いてる相手やなと思う。8人の中では特に丈かな。」

末澤「本音で相談できる相手がいるだけで救われると思う。中でも、丈が多いかな。」

 

表情の変化について語ることができるのもよく見ているんだなと改めて思った。大人なんだから当然だけど、仕事中にする顔ではないと注意できるところもイイ。

藤原「末澤、すぐ顔に出る。振付師の方に怒られたりしたら、思春期みたいなスネ顔になってるから「イエローカード!」って声かけるようにしてる。」

末澤「丈は最近(2017年初め)感情が顔に出るようになってきた。前はそんなことなかってんけど。」

 

お互いの役割についてもわかりきっているし、その分自分はなにをすればいいか把握しているし、事前に打ち合わせを行う仕事人。

藤原「今回は末澤がツッコミなので、やっとボケ側にいけてよかったです。」

末澤「丈は喋ってくれるので頼れる。初めてやったんで緊張しつつ、丈が結構フォローしてくれたので、なんとかできたかな。丈とふたりでごはん行って、ちょっと打ち合わせしました。見どころは、丈との掛け合いを見ていただけたらと。ほとんどないんで、丈と僕って。そこはちょっとみなさんに新鮮に感じてもらえるかなっていう。」

 

2.同時期に出演した外部舞台

2017年12月〜2018年1月にかけてドッグファイトに出演していた末澤くん。2018年2月〜2018年3月にかけてリューンに出演していた丈くん。

丈くんは連載で個人的に伝言板のコーナーを設けている。初めて末澤くんに宛てた伝言板が更新された日*1、ドキドキしたな〜。シンプルにドッグファイトがんばれ!という内容だったけど、とても胸が熱くなった記憶がある。比較的素直に頑張れと書く丈くんがかわいかった。今や末澤くんへの伝言は毎週更新され、内容もウザ絡み*2でしかないけど、一番最初の伝言は末澤くんへのエールだったんですよ。末澤くんもウザ絡みに毎回律儀に答えてくれてありがとう、、、。

稽古をしている末澤くんに連絡を入れていた丈くん。他に連絡を入れていた人がいるにしても、真っ先に丈くんの名前が出るってことはわりとコンスタントにやりとりしていたのかな。

 

末澤くんは、冒頭であったように2回もリューンを見学しに来てくれた。

末澤「リューンを東京に見に行って、ちょっと泣いてもうてん。仲間が頑張ってる姿に感動したのもあるけど、すごくいい舞台で、共演者のみなさんにふたりが愛されてるのも伝わってきて、気付いたら涙が出てた。」

末澤「最初と最後の方が見たくて東京と大阪へ。東京はいちばん後ろで見たけど大阪はどうしても前の方でしっかり表情まで見たくてチケットを買った。」

末澤くんが共演経験のある舞台俳優の方には丈くんと大橋くんをよろしくお願いしますと言ってくれていたり、本当に愛を感じる人だと思った。末澤くんもリューンのファンなんだろうな、うれしい。

 

3.お互いを尊敬している、褒めている、信頼している

末澤くんって、人を素直に褒めることができてすごい。丈くんのこともこれでもかと言うほど褒めてくれているし、ずっとそう思ってくれていることがうれしい。

末澤「リチャが「隣から(シャンプー)借りてくるわ」って丈のを無断で借りてきて、案の定、丈がバーッと来て「誰や!俺のシャンプー持ってったのは!」って言い出して。怒るのかと思ったら「コンディショナーもいるやろ!」ってコンディショナーも持って来てくれた。気遣い屋さんやからね。」

末澤「ふだんは(アイドルっぽいと)思わんけどな。でも雑誌見ると思うわ。丈は顔の作り方がバリ上手い。」

末澤「(イケてる男の条件は)周りから「こういう男になりたい」って思われてる人やと思う。関西Jr.で言えば丈かな。にぎやかなボケキャラやけど、実はすごく勉強熱心で、しかも努力してる姿を人に見せない。見習いたいところがいっぱいあるねん。」

末澤「(滝沢歌舞伎御園座公演、関西Jr. MVPは)丈。関西のことに関して率先して動いてくれたり、関西のリーダー的な存在として仕切ってくれてました。相変わらず楽屋ではうるさかったですけど…。」

丈くんは、末澤くんの見習いたい部分や末澤くんだからこそできることをしっかり見ているイメージ。

藤原「末澤は賢いから機転が利いて的確に切り替えしてくるねん。」

藤原「末澤のすごいところは、(ドッグファイトの)ほかの出演者の方は初演からいろんな舞台経験されてるでしょ。末澤はミュージカルとしてはドッグファイトからのドッグファイトやろ。それってすごく怖かったと思う。ドッグファイトで末澤の高音がすごい透き通ってて、俺はもっと歌ってほしいって思った。」

藤原「(女装した末澤について)え?ホンマにかわいいな、って思いましたよね。雰囲気も「うんっ♡」みたいな。ちょっとアレ、末澤誠也?誠子?どっち?みたいな。」

丈くんと末澤くんって、パフォーマンス面というよりは内面の部分をお互い一目置いていると思う。内面的な部分で敬っているから相談相手に選ぶんだろうな。

 

末澤くんが一番モテる人として丈くんを挙げていることも興味深い。あの(どの)末澤くんのお墨付き、、、!

末澤「(モテるのは)俺は丈やな。こいつな、こういうキャラやん。ずっとアホなこと言ってて。」
藤原「待って!めっちゃハシャいでる男の、横のヤツが一番モテるやん。俺なんて踏み台やん。」
末澤「やけど、丈は間違いなく優しいねん。マジで!丈くんってふたりのときはこんな感じなんや…♡って。」
藤原「妄想激しい!」

「丈は間違いなく優しいねん。マジで!」は見出しにも使われている。それくらいパワーワードなんです。

藤原「でもうるさいヤツの隣にいるヤツがだいたいモテんねん。(隣にいる末澤に)あ、おまえちゃうで。」
末澤「なんも言うてないやん。」

そして丈くんの『俺は踏み台説』が実体験なのかと思えるくらい一貫してるんですよね。これもおもしろい。

 

4.お兄ちゃんと弟

実際の兄弟構成で考えると丈くんも末澤くんも末子。でも年上な末澤くんにかまってほしい丈くんの弟感と、なんだかんだ付き合ってあげる末澤くんのお兄ちゃん感。

末澤くんと一緒にいる丈くんは、とにかくボケる。末澤くんのツッコミに安心しきっているんだろうな。末澤くんに甘えてるよね。甘えるというよりかまってほしいとか言うけど、結果年上な末澤くんに甘えている丈くん。でも丈くんが甘えられる存在ってかなり貴重だと思うから、この関係はずっと続いてほしいなぁ。

そして今江くんに次いでイタズラのターゲットになっている末澤くん。懲りない丈くんを逐一相手にする末澤くんは本当にお兄ちゃんだし優しいし面倒見がいい。

藤原「(自分の維持方法は)イタズラ!松竹座の本番中(2016年冬松竹)も移動せなあかん末澤の足をつかんどくっていうイタズラをして。」
末澤「それで遅れてん、俺!」

末澤「丈へ、楽屋で冷めてないヘアアイロンを当ててきたり、靴ひも両方一緒に結んだり、しょうもないイタズラするのやめて。そろそろ大人になってね。丈も今年、21歳やねんから。」

藤原「パンチしただけで怒るやろ?」
末澤「そりゃ、そうでしょうよ!ちょっかい半端ないねん。足ひっかけてきたり。しょーもないことばっかりしてきよって。」
藤原「ほんまにそう思ってんねやったら、やめとくわ。」
末澤「毎回それ言うやん!」
藤原「話のネタになればいいかなと思って。」

末澤「丈一郎サンタにはお願いはないなぁ。あ、人のものをすぐ噛むのやめて。新しく買った帽子とかケータイケースをがっつり歯型がつくくらい噛むのは普通に迷惑なのでやめていただきたい。」

 

四字熟語のあだ名を考えた時、末澤くんのお兄ちゃん力が爆発していたな〜と思う。大橋くんもいるから尚更。

藤原「末澤なんやろな〜。」
末澤「イメージちゃう?まずイメージ。」
藤原「チビ。」
末澤「おい!まぁまぁまぁそこは…」
大橋「極小………」
末澤「なしやろ!」
藤原「極小……。でー、ちょっとこう、イカついというかー。オラオラ系…」
末澤「そぉかな…」
藤原「小学校の番長…極小番長ってどう!?」
末澤「お前ちょっと待てや、絶対嫌や!」
藤原「下の上みたいな感じで。末澤の場合は小学生の番長。」
末澤「全然嬉しないわ…」

そう言いながら今もかんじゅ日誌で極小番長を名乗る末澤くん。優しいね。

末澤「丈、まずうるさい。」
藤原「俺一個あんで、一生懸命。」
末澤「お前ふざけんなや!」
藤原「一生懸命とか臨機応変とかそんな感じで。」
末澤「臨機応変に対応するところはあるけど嫌や、俺が嫌や。」
藤原「八方美人とかでもいいんちゃう?!」
末澤「八方美人はあかん!顔面…」
藤原「出た出た。」
大橋「顔面ガヤ。」
末澤「顔面ガヤにしよ!」

最初丈くんに物申し続ける末澤くんだけど、自分のことを八方美人と言い出した丈くんに「八方美人はあかん!」と言ってくれる末澤くん。末澤くんって例えネタでも自分を下げる発言をするとそんなことない!って言ってくれている気がする。

 

5.ビジュアルが強い

これは完全に好みの話なんですけど、丈くんと末澤くんが並んだ時のビジュアルが好き。

特に丈くんが金髪で、末澤くんがアッシュだった頃。ふたり並んだ時の双子感すごくない?

ふたりともつり目なんだけど、輪郭は丈くんが骨張ってて末澤くんが丸みを帯びてるとか。服装も機能性重視派とオシャレ度重視派で正反対なところとか。対照的なところもイイ。

 

丈くんが2017年で一番お気に入りのショット、じょうすえなんですよ。しかも二回選ぶ機会があって二回ともこれなんです。

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藤原「これのテーマはヤンキー高校とマジメな高校やねん。オレの手にかけてる末澤の右手、写真ではわからんけどすっごい圧かかってるから!俺らだけなんかシュールやん。これは外せない!って選んだ。」

藤原「俺、これずっと好きやねん。盛れてるというか、この表情とポーズ含め"藤原丈一郎"って感じ。俺のキャラがにじみ出てる感じがいい。」

いやほんと、いつ見てもビジュアルがイイ。

丈くんが選んだ理由はおもしろさやキャラクターだけど、じょうすえのショットを選んでくれたことがすごく嬉しかったな〜。

 

 

個人的にすごく好きなエピソードがあります。

 

丈くんが末澤くんの本を借りていたエピソード。

わたしがあまり本を読まないから思うだけかもしれないけど、本を貸し借りするって自分の懐を見られている感じがする。視覚から得る情報って大きいとか言うじゃないですか。CDとかDVDは聴覚も使うからそう思わない分、本ってそんなイメージ。だから大卒の成人男性ふたりが仕事関係の本にしても、貸し借りをしている事実にすごくドキッとした。お互い気を許してるんだなと思ってしまった。

末澤「俺がわりと好きやったのは、演者と演出の両方の目線から舞台について書いた本。」
藤原「それ、末澤から借りたやつやん。気に入った部分に付箋と蛍光ペン引いてあった。」
末澤「印つけてたの忘れててん。めっちゃ恥ずかしかった!」
藤原「どのページ見ても線引いてあるから、勉強できひん奴の教科書みたいやった。」
末澤「ちゃうよ!自分に響いた言葉にチェックした結果やから。」
藤原「逆に引いてへんとこは、これ響いてへんねんなって、思いながら読んだ。末澤は黄色の付箋とペンやったから、俺はピンクで俺の気に入った部分に線を引いたで。あのとき、久しぶりに定規を出した。だって末澤が引いた線、めっちゃキレイやったからさ。」
末澤「そう、俺ちゃんと定規を使って引くねん。」
藤原「やから、俺もまっすぐ引かなと思って。」
末澤「いや、おまえは引くな!俺の本や!気になった部分があるなら、メモせぇ。」
藤原「また読み直して、響いた部分、"俺と一緒や"って。」
末澤「え、俺に本、返した?」
藤原「返したわ!このやり取り何回もしてるで!」

末澤くんが引いた線がまっすぐだから自分も定規を使おうと思った丈くんって、少なからず末澤くんを年上として見ているのかな〜と勝手に思った。もちろん普段はフラットな関係だと思うけど、末澤くんに気を遣っているように見えた。だったらまず線を引くなという話なんですけど。  

 

2017年、文一くんが出演するSHOCKを見学するために東京へ一緒に行った丈くんと末澤くんもすごく好き。ふたりとも文一くんを尊敬しているし実際かわいがられている。しかも見学後にごはんに行って、銭湯に入って、ダーツで遊んだエピソード付き。

わたしが特に文一くん、丈くん、末澤くんを推しているので、この3人が集まると軽率に反応してしまう。

文一くんが龍太くんに対して「丈と末澤の舎弟だから面倒を見ているだけ」とコメントしたのも文一節全開でじょうすえが登場するので好きです。龍太くん完全に巻き込まれてるけど。

 

末澤くんって丈くんについて詳細に話してくれるし発言回数の頻度も比較的高いから丈くんのこと好きなんだろうな〜って思うけど、毎週必ずと言っていいほど末澤くんに伝言する丈くんもなかなかだなと思った。

じょうすえのお互いへのバロメーターって末澤くんの方がストレートに言ってくれる分高い気がしてたけど、案外そうでもないなとこの記事を書いてて思いました。

 

 

わたしは文一くんに絶対的な信頼を抱いている部分があるんですけど、丈くんと末澤くんがどれくらい影で努力をしているかを知ってるのって文一くんだと思ってて。

丈くんと末澤くんが頑張っていることをたまになんとな〜く教えてくれる文一くん。だけどまず「ふたりが頑張っていることを伝えよう」の土俵に立つまでが難関なのかなと思った。

文一くんの目の付け所って一筋縄ではいかないところがありそうだから、そこを潜って頑張ってると思われてるふたりがいると思うと丈くんと末澤くんは仕事人だな〜と思うわけです。ふたりが文一くんに頑張ってるって思われてることがうれしい。

 

文一くんに褒められている時の丈くんと末澤くんって、すごくうれしそうな顔するじゃないですか。たぶんそれもあるんです。単純に先輩に褒められてうれしそうなふたりが好き。

直系の先輩がたくさんいるわけではないから、文一くんに褒めてもらうことって特別だと思う。

 

 

2018年、新年一発目のわたしのじょうすえは大阪城ホールでした。

 

2018年最後のじょうすえは未知数な小島にお近付きになるため丈くんたちの手を借りようとする末澤くんですね、、。

末澤「小島とは梅芸をきっかけにすごくしゃべるようになった。今度ごはんでも誘ってみようかな…。でもいきなりふたりは不安やから、まずはリチャと丈を連れて行ってようすを見るわ。」

 

 

活動環境が変わっても、2019年もじょうすえが見れることが楽しみですね。

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*1:2017年11月6日更新 関ジュ日誌

*2:2018年1月28日更新以降、関ジュ日誌・日刊なにわ男子にてウザ絡みが始まる